脳神経科学

日照・自殺・殺人

自殺率の地域的な偏り 自殺率の国別統計(2016年)[*1] 自殺率は国や地域によって大きく異なる。自殺の理由もさまざまであるが、社会、経済的な問題が背景にあったとしても、ストレスに対する脆弱性には個人差もあり、うつ病という病気による病死という客観…

認知機能・パーソナリティの小進化

認知能力の小進化 知能[*1]には、人種・民族による違いがあり、およそ、サハラ以南のアフリカ<北アフリカ〜南アジア<ヨーロッパ系<東アジア、という地理的勾配がある。 国別の平均IQ[*2] すこし古いが、2002年〜2006年の統計では、IQが平均の100を上回っ…

大脳半球の構造

大脳半球の断面図[*1] 記述の自己評価 ★★★☆☆ (既知の事実をまとめただけの内容だが、三十年前の知見であり、かつ大学生のノートなので、細かい部分では誤っている可能性がある。) 2019/05/06 JST 作成 蛭川立 *1:蛭川の大学生時代のノート(1989年5月25日)

脊椎動物の脳

脊椎動物の脳の断面[*1] 記述の自己評価 ★★★☆☆ (既知の事実をまとめただけの内容だが、三十年前の知見であり、かつ大学生のノートなので、細かい部分では誤っているところがある。) 2019/05/06 JST 作成 蛭川立 *1:蛭川の大学時代のノート(西暦1989年5月1…

神経系の階層構造

神経系 nervous system 中枢神経系 central nervous system 脳 brain 前脳 prosencephalon (forebrain) 終脳 telencephalon →大脳 cerebrum 新皮質 neocortex 前頭葉 frontal lobe 頭頂葉 parietal lobe 後頭葉 occipital lobe 側頭葉 temporal lobe 辺縁系 …

ヒトの脳の構造

脳はもともと神経管の先端が膨らんで形成されたものだが(→「脳の系統発生と個体発生」)ヒトの場合は大脳が発達しているので、それ以外の構造が見えにくくなっている。細かい部位の名称については「神経系の階層構造」を参照のこと。 ヒトの脳の構造[*1] 「…

人類の進化と大脳化

霊長類の進化 中生代の終わり、6500万年前に恐竜が絶滅した後、新生代が始まる。昼行性の恐竜に対し、夜のニッチでひっそりと暮らしていた哺乳類(有胎盤類)が急速に適応放散した。霊長類(サル目)も、このときに登場した。霊長類は樹上生活に適応した動物…

脳の系統発生と個体発生

脳の系統発生 脳の系統発生と個体発生の過程を振り返ると、その複雑な構造の成り立ちがわかる。 脊椎動物の脳の系統発生[*1] 「脊椎動物の脳」も併せて参照のこと。哺乳類においては、サル目(霊長類)と並んでクジラ目(鯨類)で大脳が発達している。 脳の…

精神疾患と創造性

統合失調症と双極性障害 精神疾患と創造性との関係は、かねてより議論されてきた。精神疾患に罹患していた学者や芸術家についての病跡学的な研究はさかんに行われてきたが、大規模な集団を対象とした統計的研究が進んできたのは、この十年ほどである。 統合…

個人向け遺伝子解析

ヒトのゲノムは約30億の塩基対からなるが、そのうちでタンパク質をコードしているエクソンは全体の約1%であり、遺伝子の数ではおおよそ2万になる。(このうちの半分である1万個が脳で発現している。)ヒトとチンパンジーの差異は2%弱で、ヒトの種内変異は0…

共感薬(エンタクトゲン)

カテコールアミンと中枢神経刺激薬 カテコールアミンと精神展開薬 共感薬(エンタクトゲン) 天然の共感薬 オキシトシン カンナビノイド受容体と共感作用 カテコールアミンと中枢神経刺激薬 ドーパミン、ノルアドレナリンなどのカテコールアミン神経伝達物質…

アヤワスカ茶の生化学

この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご…